株式会社グロービス様
~ユーザー継続率向上~
データ分析に基づく施策の効果検証支援
Issue 課題
- 自社教育サービスのユーザー継続率向上のため、エンゲージメントサービス機能*1のトライアルを実施。
- ユーザー継続率向上の為には効果検証が必要になるが、トライアルの対象となる被験者の属性に(元々の意識が高いという)偏りがあり、A/Bテスト*2による効果検証が困難な状況。
Solution 解決策
- 効果検証の代表的な手法として使われるA/Bテストが実施できなかったため、被験者の特徴に偏りがある中でも効果をできるだけ正しく推定出来るようにAIを活用し、統計的因果推論*3にて検証を実施。
Impact 効果
- 施策の費用対効果の悪い事が判明し、追加投資を未然に防ぐ事に成功。
- 因果推論の活用により、曖昧になりがちな施策効果を明確にすることで、意思決定の最適化に貢献。
- *1:ユーザーが対象サービスの契約を継続したいと思うためのオプションサービス。
- *2:主にマーケティングにおける施策効果検証手法の一つ。2つ(以上)のパターンに分けどちらの方が効果あるか比較検討することができる。ただし、検証する上で被験者の特徴に偏りがないことが重要。
- *3:原因と想定される変数と結果となる変数の因果関係を、できるだけ正しく推定するための統計的手法の総称。